冬の美味しい食材
今年の冬も美味しい海の幸がいっぱい!
天文館の寿司処『鮨家よしの』から皆様へ『冬』の美味しい食材をご紹介します。
鰤(ブリ)
魚へんに師走の師と書くのは、ブリに含まれるヒスチジンという鰹節にも多い旨味成分のアミノ酸が、12月の頃に増えて美味しくなるからだと言われております。
どのように調理しても美味しくいただけますが、やはり『ぶり大根』でしょうか。胃腸の働きを整える消化酵素をたっぷり含み、利尿作用や肝臓の働きを助ける作用もある大根は、加熱することにより一層甘みが強くなる上にブリの旨味を吸い込み…もう絶品!
心も体も温まりますよね。
もちろん、刺身や寿司ネタにも欠かせません。
鱈(タラ)
皮が斑模様になっていることから「まだら」の「ま」が脱落したという説が名前の由来と言われる『タラ』。一般にはタラというと「マダラ」のことを指します。
魚の中でも特に大食漢として知られていて、「たら腹食う」の語源にもなっています。
鮮度が良ければ、昆布締めなども良いですが、やはり鍋や汁物等で食することが多いかと…
白子(雄の精巣)は雲子(くもこ)とも呼ばれ、クリーミーで大変美味ですし、同属のスケトウダラの真子はご存知「たらこ」や「明太子」としてお馴染みですよね。
牡蠣(カキ)
「海のミルク」と呼ばれ、完全栄養食品と言われる『カキ』。
夏場が旬の「岩牡蠣」に対して、「真牡蠣」の旬は冬場で、英語圏では"R"のつかない月(5~8月)は食べてはいけないと言われています。
当店では、2012年4月1日、「初代カキ日本一決定戦」でグランプリを獲得した「華蓮」を産んだ小長井産のカキを直送で取り寄せています。
またカキには生食用と加熱用とがありますが、これは洗浄や紫外線照射などの滅菌処理がされているかいないかの違いです。生食用はこういった処理をされている分、リスクと共に旨みも若干減っていることになるため、カキフライや天ぷら等で食べる場合には「加熱用」のカキがおすすめですよ。
それから、
大根、人参等の根菜類
ほうれん草や白菜等の葉もの野菜
等々・・・
鮨家よしのでは、これら旬の素材の旨みを存分に引き出した握りや一品料理をご用意して皆様をお待ちしております。
是非一度ご賞味ください。